カブトムシ、お留守番をする
さて今回はお盆の時期の話。
我が家は祖父母の家へ行くために、3泊4日家を空けることとなりました。
その間カブトムシたちをどうするか。飼育を始めて2週間と少し。私も息子も、そしてまだ1歳の娘も、すっかりカブトムシが好きになり、毎日大切に飼育していました。1歳になったばかりの娘は毎朝起きると、たどたどしく歩いて飼育ケースの前へ行き指をさして「う、う」と言います。とても可愛らしいです。
そんな大切なカブトムシなので、出来れば連れて行きたい。けれど新幹線での移動になるので、荷物を考えても連れて行くのは難しい…。
ので、お留守番してもらうことに。
しかし3泊4日。餌は日数分入れて行くとして、今年のこの暑さ…乗り切れるのか?涙
7月から30°を超える暑さの東京。8月に入り、連日続く果てのない熱気…35°なんて日もありましたね。夕方になっても蒸し暑く、夜も暑過ぎてクーラーが無ければ寝付けない…そんな中3泊4日も家の中に放置して大丈夫なのか。クーラー付けっぱなしは電気代がちょっと心配…。適当な預け先も無く。
カブトムシの飼育における適正温度は20°〜28°くらいだそうで、我が家の室温は昼間、空調無しでも温度計では28°程度。(でも体感的には蒸し暑くて直ぐにクーラーをつけてしまう)
…意外と暑くは無いみたい。
考えに考えた結果、お腹が減った時に共食いなどしないように1匹ずつ飼育ケースに入れ、それぞれ昆虫ゼリーを3泊分、3個ずつセット。マットに霧吹きを少しして、虫除けシートを被せ、逃げないように蓋をテープで固定(一度オスが一匹逃げて、カーテンに留まってたことが)。元気でね、死んじゃだめだよ〜、と別れを惜しみ、出発。
そして4日後の昼過ぎ、帰宅。家に着く前からドキドキしていた私は、真っ先にカブトムシの元へ。家の中は外と比べれば暑くはない。
3つ並んだケースを覗くと…
生きてた!
おお、3匹とも生きてる生きてる。餌もちゃんと食べてえらいえらい。
ほっと一安心…でもちょっと蒸れて暑そうな感じがする。
直ぐに蓋を開け、クーラーを付けて、ケースの内側に付いた糞尿などの汚れを掃除。Lサイズのケースにオスを2匹、Mサイズのケースにメスを1匹に戻し、新しい餌を設置。オスは2匹とも餌を少し残していましたが、メスは餌をすべて綺麗にたいらげ、なんと食べ終わったゼリーのカップを重ねておいてくれてました。とってもお行儀のいい子…。偶然でしょうが。
餌を見つけると、オスもメスもぱくぱくぱくぱく。どうやらみんな元気そう。
しかも、メスがケースの底に産卵していました!(※卵についての話はまた別の回で書きます)
こうして我が家の3匹のカブトムシたちは無事3泊4日のお留守番を乗り越えることができました。
いや〜ほんとによかった…
↓お留守番達成後のカブトムシたち